灰化炉 AAF-BAL

AAF-BAL熱重量分析 (TGA) 炉には重量計が搭載されています。これにより、加熱中のサンプルの重量変化を監視しなければならないLOI (Loss On Ignition)用途で使用することが出来ます。

強熱減量試験に最適な、耐食性、電子天秤内蔵灰化炉AAF-BALは、 LOI用途で使用することが出来ます。例えば堆積物、スラッジ、土壌、廃棄物等の有機物含有量の測定に必要とされる加熱中のサンプル重量変化が監視できます。

使用例：
・バイオコークス、木質ペレット、石灰石、食品、廃棄物の研究
・土壌、鉱物中に含まれる有機物量測定
・セメントの不純物混入量測定
・フライアッシュの不燃性汚染物質の混入量測定

標準仕様

• 3216ccコントローラ（セットポイントへのシングルランプ、プロセスタイマー付き )
• ヒーター素子は、炭化物の堆積や腐食を防ぐために、シリコンカーバイド製タイルで保護されています。
• ２面加熱方式
• 天秤は温調機と独立しています。
• 天秤の最大秤量は3kg（最小表示は0.01g）です。異なるレンジの天秤も選択可能です。

オプション

• アドバンスバージョン：天秤と3508P1温調機がリンクし、iToolsを用いて温度と重量の変化のログを取得することが出来ます。
• 重量と温度の両方をデータロギングするnanodacのアドバンスバージョン。また、次のオプションを選択する必要があります： nanodac instrument. データロギングはnanodacで行われ、nanodacに付属する「Review Lite」ソフトウェアにダウンロードすることができます。 データはUSBフラッシュドライブにアーカイブしたり。
• 過昇温防止装置（高価値サンプル加熱時や無人運転稼働時に推奨）