カーボライト・ゲロのTSRロータリーキルンシリーズは、TS分割式管状炉シリーズで開発された技術革新を、粉体などの自由流動性のある材料の大規模バッチ処理に必要な装置に取り入れたものです。
TSRシリーズは、ベースフレームに水平に設置された分割式管状炉で構成されており、フリクションドライブ回転システムを搭載しているため、最大10rpmで作業管を回転させることができます。フレームは、処理する材料の要求に合わせて、最大6°まで手動で傾斜させることができます。
アクセサリの作業管は、プロセスの物理的または化学的要求に応じて簡単に交換することができます。
オプションのビルトインガスシステムにより、TSRロータリーキルンを修飾雰囲気下で動作させることができます。
最高温度 1150 °C | 作業管最大外径 Ø 125 mm |
加熱長 1000 mm | 加熱ゾーン数 1ゾーン、及び3ゾーン |
使用方向 水平 |
カーボライト・ゲロの新しいチューブ炉は電気炉設計の頂点です。最新の技術開発、堅牢な構造、高品質部品、洗練されたモダンな美しさを組み合わせた、80年以上に渡り蓄積された熱工学の集大成がここにあります。
TSRの回転運動は、作業管内の雰囲気にさらされるサンプル材料の表面積を増やし、反応時間の短縮と全体的な歩留まりの向上に役立ちます。5リットルの振動フィーダーとそれに対応する回収ホッパーを備えたTSRは、連続的な熱処理プロセスに理想的な選択肢です。
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TSR回転式(揺動)チューブ炉には、イーサネット通信と24セグメントのプログラマブルコントローラが標準装備されています。
デジタルフローメーターによるガス流量制御
当社には、お客様のロータリーキルンアプリケーションを長年にわたってサポートしてきた豊富な知識があります。アプリケーションによっては、以下のような様々なカスタムオプションを利用することができます。
試料の移動を補助するオプション。
作業管内の材料の流れを補助するために、手動の巻き上げホイールを使ってTSRを最大6°まで傾斜させることができます。傾斜角度を調整することで、作業者は炉の加熱ゾーン内での材料の滞留時間をコントロールすることができます。角度を変えられることで、TSRは顆粒から粉末まで様々な粒径の材料を処理できる柔軟性を備えています。
トレファクションとは、酸素がない状態でバイオマスを部分的に分解する熱化学的プロセスです。バイオマスから水と揮発性物質が放出され、バイオ石炭として知られる固体の乾燥した物質が残ります。バイオ石炭は、用途によっては、従来の化石燃料の代わりに使用することができ、CO2排出量の削減に貢献します。
このビデオでは、レッチェ社のカッティングミルSM300とカーボライト・ゲロ社の回転式管状炉TSRが、バイオ石炭燃料を作るためのトレファクションプロセスの一部として使用されています。
ヴァーダー・サイエンティフィック社は、サンプルの準備や分析、熱処理など、お客様のプロセスをあらゆる段階でサポートするソリューションを提供しています。
TSR1 11/125/1000 | TSR3 11/125/1000 | |
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最高温度(℃) | 1150 | 1150 |
最大作業管外径 (mm) | 125 | 125 |
加熱ゾーン数 | 1 | 3 |
加熱長 | 1000 | 1000 |
作業管長 (mm) | 2000 | 2000 |
寸法: 外形 H x W x D (mm) | 1830 x 3150 x 700 | 1830 x 3150 x 700 |
最大電力 (W) | 6000 | 6000 |
本ページに記載の内容は予告なく変更・修正することがあります。
TSR1 11/125/1000 | 加熱ゾーン数: 1ゾーン、及び3ゾーン |
TSR1 11/125/1000 | 最高温度: 1150 °C |
TSR1 11/125/1000 | 作業管最大外径 Ø: 125 mm |
TSR1 11/125/1000 | 加熱長: 1000 mm |